「私、子ども欲しいかもしれない。」を読んだ
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猛暑日!こうも暑いと散歩に出るのも躊躇われる。。と思ったけど、出歩かないと体力が落ちる一方なので、よく知ってる街をなるべく冷房の効いたデパートや地下を通って散歩してみたら、割と平気でした。寝汗が酷すぎるし、冷房のタイマー切れると目が醒めるし、カッとなってニトリで冷感敷きパッドを買ってきた。今日から使ってみよう。
おでかけのお供に、犬山紙子さんの「私、子ども欲しいかもしれない。」をKindleにダウンロードしていきました。
私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の?どうしよう?をとことん考えてみました
- 作者: 犬山紙子
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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すごく良かった。今の時代を生きる女性の、子どもを持つ/持たない、育てる、働くに関わる悩みを、大きい度量で受け止めてもらっているような本だった。何か特定の価値観を主張するんじゃなくて、みんなそれぞれの価値観で良いよね、っていう相対性、多様性の許容が根底に流れてる。
大まかな構成としては、犬山さんの周りの様々な立場の女性へのインタビューと、テーマ別のアンケート調査を主軸に書かれていて、書きようによっては社会学の論文にもできそうな題材。でも、あらかじめ立てた仮説を検証する論文とは違って、悩める当事者としての犬山さんの疑問をぶつけて、その立場にいる女性たちに答えてもらうスタイルなので、読みやすいし共感できる内容になってると思う。
個人的には、たとえ妊娠しても「妊婦」がアイデンティティの全てになるわけじゃなくて、自分を構成する面が増えるだけなんだって話が一番グッときた。妊婦であっても、私は私のままなんだよね。
その勢いで、犬山さんの夫である劔樹人さんの兼業主夫漫画も買ってみた。
今日も妻のくつ下は、片方ない。 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました (アクションコミックス)
- 作者: 劔樹人
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: Kindle版
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声出してクスクス笑いながら読んだ。日常ギャグ漫画として面白かったです。